当館には【資料館ボランティア】の方々が25名在籍しています。
毎週火曜日と木曜日に、当館で機織りや草木染の作品作りに励み、体験教室の折には、そのノウハウを活かして教室参加者のサポートをしていただくなど、昔ながらの技術を市民の皆さんに普及し、龍ケ崎ゆかりの染織を伝承していくための様々な活動をしています。
今年10月、当館の資料館ボランティア19名が、館外学習(視察)で「千葉県立房総のむら」の「機小屋(はたごや)」を訪問しました。
「機小屋」(下総の農家[作業小屋])で、日々体験教室運営や作品づくりの研究をされている職員の方々が、今年6月に当館の機織りと草木染めの技術を見学したいと当館へ視察にいらっしゃったことから嬉しいご縁ができ、10月の視察をもって、二館の相互交流が実現しました!
今回は、その様子をご紹介します↓↓↓
【令和4年6月】房総のむら「機小屋」の方々が 龍ケ崎へ
6月30日(木)に、千葉県立房総のむら の「機小屋」の皆さまが来館し、当館の資料館ボランティア(機織りグループ)のメンバーと交流しました。当館の機織りの作業工程である「緒巻き」や「綜絖(そうこう)通し」、「整経」などを見学していただきました。
皆さん熱心にメモをとっていらっしゃいました。
【令和4年10月】 龍ケ崎 から 房総のむら「機小屋」へ
10月18日(火)は、当館の資料館ボランティア19名が「千葉県立房総のむら」を訪れ、「機小屋」を視察しました。
当館の資料館ボランティアは、【機織り】を担当するグループと【草木染め】を担当するグループに分かれています。
この日はそれぞれ、機織りグループの会員は「風通織(ふうつうおり)」という高機(たかばた)の珍しい織り方を体験させていただき、草木染めグループの会員は、「機小屋」でふだん行っている草木染めの仕方について、研究ノート等をお見せいただきながら、レクチャーしていただきました。
房総のむらのスタッフの皆さんの親切丁寧な説明と温かいお心遣いに、胸がいっぱいになりました。ご縁を大切に、資料館ボランティアのさらなる資質向上をめざし、これからも相互交流を続けていきたいです。