ようこそ 龍ケ崎市歴史民俗資料館へ
当館は、龍ケ崎の歴史と民俗を紹介するとともに、市民の教育・文化の向上に貢献することを目標として平成2年(1990)に設置されました。
1階の常設展示は、県指定無形民俗文化財の撞舞、原始古代から近代までの資料、昭和の暮らしの道具や民具などを展示、2階の多目的室と体験学習室では、様々な学習活動を行っています。屋外には、農家の納屋、たばこ屋、水車小屋が建ち、竜ヶ崎線を走った蒸気機関車がランドマークになっています。
●ご提供をお願いします。
当館では、龍ケ崎市域にかかわる古い資料を集めています。
- 古い写真(龍ケ崎の町並み、民俗行事、盆踊り、上棟式等)
- 文書(くずし文字で書かれた資料、羽田精機の資料等)
※「こんなもの!」と思わず、資料館に一度ご連絡ください。
茨城県市町村歴史民俗資料館連絡協議会 スタンプラリー 〈 資 料 館 で 茨 城 を 知 ろ う 〉 開催中 ▶▶

2023年
5月
11日
木
松田正平と川北英司の作品展 ~洲之内徹にみいだされた二人の画家~
松田正平と川北英司の作品展
~須之内徹にみいだされた二人の画家~
【会 期】5月27日(土)~ 6月25日(日) 9:00~17:00
【休館日】5月29日(月)・6月5日(月)・12日(月)・19日(月)・26日(月)
【場 所】龍ケ崎市歴史民俗資料館1階 企画展示室
【主 催】龍ケ崎市教育委員会
龍ケ崎出身の洋画家・川北英司の作品9点が、昨年9月に寄贈されました。本展はこれを記念し、寄贈作品に加えて、ご子息より借用の作品を展示します。あわせて川北がコレクションしていた日本芸術大賞(1984年)受賞者・松田正平の油彩画2 点・素描画7点も借用して展示します。
川北は、東京・銀座にあった「現代画廊」で、1982年から画廊主であった洲之内徹(すのうちとおる)が亡くなる1986年まで個展を開いています。
洲之内に川北を紹介したのが、先に同画廊で個展を開いていた松田であったというエピソードがあります。洲之内は、小説家・美術評論家として活躍し、雑誌『芸術新潮』「気まぐれ美術館」で脚光を浴びていた人物です。
洲之内にみいだされた二人の作品をこの機会にぜひご覧ください。
■川北 英司(1912~1989年)…龍ケ崎市生まれ。川端画学校を経て、帝国美術学校(現:武蔵野美大)に在学中より宮坂勝に師事。1936年(24歳)、国画会展で初入選を果たす。20代後半より病気療養生活に入り、龍ケ崎へ帰郷。50代後半から作画活動を再開した。
■松田 正平(1913~2004年) …島根県生まれ。宇部の松田家の養子となる。川端画学校で絵画を学ぶ。1937年、東京美術学校(現:東京藝術大学)西洋画科を卒業。在学中、帝展に入選。1941年、国画会に初入選し、1951年同会会員となる。同年、画業に専念するために上京。1984年、日本芸術大賞を受賞。
2023年
4月
23日
日
令和5年度 第1回歴史講座
「家康家臣の戦いと日常 ー松平家忠日記をよむー」
深溝(ふこうず)城(愛知県幸田町(こうたちょう)を拠点とした松平家は、知行地から「深溝松平家」と呼ばれます。その4代目となる家忠(いえただ)は、家督を継いだ2年後の天正5年(1577)から文禄3年(1594)までの17年間、その日に起こったことを簡潔に日記に残しています。本講座では、この日記を基にした書籍を執筆された盛本先生を講師にお迎えし、歴史が動く局面での家康の動向や合戦への備え、大名間の接待や贈答などに触れながら、家康と家臣の実態にせまります。
【日 時】5月21日(日)13:30~15:00
【会 場】龍ケ崎市歴史民俗資料館 多目的室
【講 師】盛本昌広先生
(市文化財保護審議会委員)
【受講料】無料
【募集人員】40名(定員になり次第締め切り)
【申込方法】4月21日(金)10:00から電話
または、資料館窓口で受付
【お申込み】龍ケ崎市歴史民俗資料館
龍ケ崎市馴馬町2488
電話0297-64-6227
2023年
4月
13日
木
令和5年度 ボランティア作品展「布れあい染織展」
令和5年度 資料館ボランティア作品展
「布(ふ)れあい染織展」
【会 期】4月18日(火)~ 5月7日(日)9:00~17:00
【休館日】4月24日(月)・5月1日(月)
【場 所】龍ケ崎市歴史民俗資料館 1階・企画展示室
☆イベント「裂き織り体験」☆
【期間】4/18(火)~23(日)の6日間、
毎日9:30~11:30(受付は11:00まで)
【申込方法】当日受付・先着順(定員:1日3名様まで)
【受講料金】200円(税込)
【場 所】当館1階ロビー
「布(ふ)れあい染織(そめおり)展」
毎年恒例、当館の資料館ボランティアが制作した「染」と「織」の作品展です。
今年も前年1年間の活動の成果発表の場として、機織り機で手織りした布地で作ったバック、草木染め・藍染めの衣類や小物など、約80点の力作を展示いたします。
すべての作品の色は、昔ながらの「草木染め」で染められた植物由来の色味です。
手織り作品のなかでも「手紡ぎ」の反物は、資料館ボランティアが当館裏にある畑で育てた綿のみから糸を紡いで、できた糸を草木染で様々な色に染め上げ、機織り機で布地にしたものです。また、資料館ボランティアによって再現された、明治30年代から大正時代初期にかけて龍ケ崎で盛んに生産された「龍ケ崎木綿」もご覧いただけます。
さらに今回は、会期中の4月18日(火)から23日(日)までの6日間に、裂いた布を使った「機織り体験(裂き織り体験)」もお楽しみいただけます。
草木染めの繊細な色合い、人の手の温かさが伝わるような織物の質感に心が和みます。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
主 催:龍ケ崎市教育委員会/龍ケ崎市歴史民俗資料館ボランティア

E‐mail:rekishi@city.ryugasaki.lg.jp