令和5年度展示事業(更新中)

①令和5年度ボランティア作品展「布れあい染織展」

令和5年度 布れあい染織展チラシ
布れあい染織展チラシ - (2).pdf
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令和5年度 資料館ボランティア作品展

「布(ふ)れあい染織展」

 

【会 期】4月18日(火)~ 5月7日(日)9:00~17:00

【休館日】4月24日(月)・5月1日(月)

【場  所】龍ケ崎市歴史民俗資料館 1階・企画展示室

 

  ☆イベント「裂き織り体験」☆

  【期間】4/18(火)~23(日)の6日間、

         毎日9:30~11:30(受付は11:00まで)

  【申込方法】当日受付・先着順(定員:1日3名様まで)

  【受講料金】200円(税込)

  【場  所】当館1階ロビー

       

「布(ふ)れあい染織(そめおり)展」

 

毎年恒例、当館の資料館ボランティアが制作した「染」と「織」の作品展です。

今年も前年1年間の活動の成果発表の場として、機織り機で手織りした布地で作ったバック、草木染め・藍染めの衣類や小物など、約80点の力作を展示いたします。

 

すべての作品の色は、昔ながらの「草木染め」で染められた植物由来の色味です。

手織り作品のなかでも「手紡ぎ」の反物は、資料館ボランティアが当館裏にある畑で育てた綿のみから糸を紡いで、できた糸を草木染で様々な色に染め上げ、機織り機で布地にしたものです。また、資料館ボランティアによって再現された、明治30年代から大正時代初期にかけて龍ケ崎で盛んに生産された「龍ケ崎木綿」もご覧いただけます。

 

さらに今回は、会期中の4月18日(火)から23日(日)までの6日間に、裂いた布を使った「機織り体験(裂き織り体験)」もお楽しみいただけます。

 

草木染めの繊細な色合い、人の手の温かさが伝わるような織物の質感に心が和みます。

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

主 催:龍ケ崎市教育委員会/龍ケ崎市歴史民俗資料館ボランティア

 

②松田正平と川北英司の作品展 ~洲之内徹にみいだされた二人の画家~


松田正平と川北英司の作品展

~須之内徹にみいだされた二人の画家~

【会 期】5月27日()~ 6月25日( 9:00~17:00

【休館日】5月29日(月)・6月5日(月)・12日(月)・19日(月)・26日(月)

【場 所】龍ケ崎市歴史民俗資料館1階 企画展示室

【主 催】龍ケ崎市教育委員会

龍ケ崎出身の洋画家・川北英司の作品9点が、昨年9月に寄贈されました。本展はこれを記念し、寄贈作品に加えて、ご子息より借用の作品を展示します。あわせて川北がコレクションしていた日本芸術大賞(1984年)受賞者・松田正平の油彩画2 点・素描画7点も借用して展示します。

 

川北は、東京・銀座にあった「現代画廊」で、1982年から画廊主であった洲之内徹(すのうちとおる)が亡くなる1986年まで個展を開いています。

 

洲之内に川北を紹介したのが、先に同画廊で個展を開いていた松田であったというエピソードがあります。洲之内は、小説家・美術評論家として活躍し、雑誌『芸術新潮』「気まぐれ美術館」で脚光を浴びていた人物です。

 

洲之内にみいだされた二人の作品をこの機会にぜひご覧ください。

■川北 英司(1912~1989年)…龍ケ崎市生まれ。川端画学校を経て、帝国美術学校(現:武蔵野美大)に在学中より宮坂勝に師事。1936年(24歳)、国画会展で初入選を果たす。20代後半より病気療養生活に入り、龍ケ崎へ帰郷。50代後半から作画活動を再開した。

 

■松田 正平(1913~2004年) …島根県生まれ。宇部の松田家の養子となる。川端画学校で絵画を学ぶ。1937年、東京美術学校(現:東京藝術大学)西洋画科を卒業。在学中、帝展に入選。1941年、国画会に初入選し、1951年同会会員となる。同年、画業に専念するために上京。1984年、日本芸術大賞を受賞。