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龍ケ崎は伊達藩でした

伊達藩は天正19年(1591)、豊臣秀吉の領地替えによって新たに仙台の地を与えられた伊達政宗を初代藩主とする仙台藩の別称です。


政宗は、慶長11年(1606)3月3日に徳川幕府の代官から常陸国河内郡と信太郡26カ村(1万石余り)を与えられて、仙台藩常陸国龍ケ崎領が誕生します。現在の龍ケ崎市域の大半は河内郡に属し、政宗は、龍ケ崎村に陣屋を構えて代官を置き、常陸国における仙台領支配の中心地としたため龍ケ崎は繁栄しました。街道の出入り口には「仙臺領」と刻んだ石柱を建て、治安と防衛のために番屋をおいたといわれています。

 

シダレザクラで有名な般若院は、寛永5年(1628)に伊達家代々の位牌所の御朱印として3石を受けています。

 

市役所近くにある愛宕神社は、寛永18年(1641)に時の仙台藩主伊達陸奥守忠宗(政宗の子)の創建と伝えられます。伊達家は代々愛宕神社を崇拝し、仙台には京都から勧請した愛宕社が祀られています。幕末に北海道に移住した仙台領民は数多くいますが、いずれの村にも愛宕神社があるそうです。龍ケ崎に愛宕神社を祀ったのも同じで、龍ケ崎領民を火災から守り、さらに村人の行楽地としたのでしょう。

 

当館には、「仙臺領」の石柱など、仙台藩をしのばせる物が展示されています。